ぶれすと

「事業や組織が拡大しても、当社のメンバー全員が挑戦、成長、活躍するための環境を創っていきたい」グループ人事部長の渡邉に聞くグループ人事部の組織と今後のミッションについて

本日は株式会社Brave group グループ人事部 部長の渡邉に、グループ人事部の組織と今後のミッションについて聞きました。

株式会社Brave group グループ人事部 部長

渡邉 裕二

不動産ディベロッパーにて営業職を経験した後、情報通信事業を展開している企業にて人事のキャリアをスタート。複数の会社で採用・労務・教育・制度などHR領域を広く経験をしながら事業・組織立て直しのサポート業務に従事。C Channel株式会社に人事総務副部長として入社後、執行役員CHROとして人事部門全体を統括。
2023年4月に株式会社Brave groupに入社。グループ人事部 部長に就任(現任)。

本日はお時間をいただきありがとうございます!
早速ですが、自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。

よろしくお願いします!
新卒では不動産ディベロッパーに営業職として入社をしました。具体的にはマンション販売における新規の開拓営業だったのですが、朝から晩までお客様に電話で営業をしたり、飛び込みで対面営業に伺ったり、思い返すと非常に無茶な働き方をしていました。
その後、IT・通信業での営業職に対して興味を持ち、情報通信事業を展開している企業に営業職として応募をしたのですが、その際に人事として内定を頂きました。私も「人事!?」ととても驚いたのですが、営業職での経験やスキルが活かせるのであればと思い転職を決意しました。ここから、私の人事としてのキャリアがスタートしましたね。

予想外のキャリアチェンジですね!
人事としてはどのようなご経験を積まれてきたのでしょうか?

転職後は採用、教育、制度、労務などHR領域における業務を幅広く経験しましたね。当時は人事未経験、周囲のサポートも満足になく、がむしゃらに頑張るしかない環境でした(笑)。
また、人事としてのキャリアをスタートした会社では、当社グループのように各事業毎に子会社を設立し、事業を展開・運営していたので、事業と人が急増していた背景から事業部毎の人事組織も必要になりました。「渡邉なら何とかできるだろう」と、当時の上司の後押しもあり、事業部人事の立ち上げも経験しました。結果、子会社含めて10社、約2,000名規模程度の人事責任者を経験しましたね。
その後は上場企業の子会社に転籍し、人事総務部長として人事組織を創る経験、子会社社長の秘書業務や予算管理業務、内部統制業務や事務所移転業務など、非常に幅広い業務を経験してきました。そして、前職であるC Channel株式会社に転職した際は、最年少で執行役員CHROに着任し、関連会社の人事も兼任しつつ、経営管理部長としての業務にも従事していました。前職は人的資本経営・エンゲージメント向上をキーワードに、こちらでも人事領域を中心に業務に従事していましたね。その後、ご縁あって当社に入社をしました。

幅広く業務を経験されてきたのですね!
当社グループへのジョインの背景について、もう少し詳細にお話を伺えればと思います。どのような経緯で当社を知ったのでしょうか?

はい。
私は昨年末頃から転職活動を始めており、エージェントを介して当社を知りました。そもそもの前提をお話ししますと、私が転職活動をしていくうえで「代表や会社が、人事を何でも屋ではなくて共に会社や事業を成長させるビジネスパートナー」として必要として下さっている会社に転職したいと考えていました。
転職活動をサポートして下さったエージェントには他社も含めて紹介を頂いたのですが、当社のお話を聞いたり、メディアで公開されているリリースを拝見していくうちに、当社も「会社と事業を成長させるための人事組織を求めているのかも」という考えに至りまして、当社に応募をしました。

なるほど!では、入社を決めた理由はいかがでしょうか?

入社を決めた理由は2つあります。
1つ目は、上記で述べた「会社や事業を成長させるためのビジネスパートナーとしての人事」を当社が求めて下さっていたことです。
応募前に当社のプレスリリースやニュースも拝見しておりましたが、その時から「事業やエンタメや、ミッション・ビジョン・バリュー(以下、MVV)に対する想いや熱さ」は感じておりまして。実際に一次面接で取締役執行役員の舩橋さん、最終面接で代表取締役の野口さんとお話をさせていただき、面接前に感じていたものが確信に変わりました。お二人とも非常に事業やエンタメ、MVVに対する熱い想いをお持ちでしたし、なにより「事業を支える人」が挑戦を経て成長でき、活躍できる場を人事と共に創りたいとお話されていました。一方で急成長中の当社において抱える組織課題も率直にお話くださり、ビジネスパートナーとして人事を心から求めているのだなと感じましたし、現在の当社の急成長フェーズだからこそ人事として貢献できることも非常に多く、楽しく仕事ができるだろうと考えましたね。
2つ目は、「世の中にポジティブなインパクトを残せる事業」を人事面からサポートしたいと考えていたことです。
私自身もアニメやゲームが好きということもありますし、暗いニュースが多い現代において、人々を心から楽しませたり、笑顔にできるコンテンツや、メタバース、特にMEキャンパスをはじめとしたPlatform事業の伸張性もあり、社会貢献性の高い事業を展開されている点に魅力を感じましたね。

詳細にありがとうございます!
そして2023年4月に入社されてもうすぐ満3か月ですが、あらためて渡邉さんが管轄されているグループ人事部をご紹介いただいてもよろしいでしょうか?

はい。
グループ人事本部は、『全社に優秀な人材を集め、それぞれが躍動する環境を創る。』をミッションとし、グループ全社の人事を担い、現在は採用チームと労務チームの2つのチームに分かれて業務を分担しています。
採用チームでは名前のとおり採用活動をメインに担っており、当社グループの急成長フェーズにおいて非常に重要である優秀な人材集めを行っています。その他、採用ブランディングの一環として「ぶれすと」をはじめとした採用広報を担当しています。労務チームではグループ各社の給与計算や労務管理を行っています。
現在は上記の2つのチームで運営していますが、組織開発・人材育成、人事企画の機能もグループ人事部に求められてきています。
現在、当社グループは全体で100名規模、子会社含めて10社で運営をしていますが、今後も更に組織拡大や事業創出に伴い組織の細分化も予想されます。事業も組織も大きくなってくると、どうしてもMVVからベクトルがずれてしまったり、そもそも当社グループで働く若いメンバーまで必要な教育が行き届かなかったり、最悪の場合、組織として統制が取れなくなる可能性もゼロではありません。当社グループに集まった優秀なメンバーがそれぞれの力を十分に発揮できるように、また、各事業を今後もガンガン成長させていくために、しっかりとメンバー全員が同じ方向を向き、そして成長できるように、組織開発や人材育成、人事制度の仕組みづくりや運用も当部門のメンバーで行っていきたいですね。

はい!
仕組みづくりといえばですが、私自身も採用広報以外の様々な業務にも関わるなど、挑戦の毎日です。
渡邉さんは当社と同じ規模感の会社も経験されていますが、当社グループの人事組織と、他社の人事組織とで感じられる違いはありますか?

そうですね。
当社グループに近い事業規模の会社ですと、人事チーム内でも採用のみ、労務のみ、人事企画のみ……と、縦割りの業務分担を行っている会社が多く、他業務への挑戦の機会は異動か転職か、といった選択になる会社が多いと思います。
一方で、当社グループでは採用・労務と与えられている役割はあるものの、それだけに特化せず、例えば採用広報・企画・人事制度設計など、手を上げれば挑戦できるチームですし、与えられる裁量や業務範囲もメンバーの志向や意欲に応じて広げていける点が特徴ですね。
私の持論ですが、人事の業務領域である、労務・採用・組織開発・人材育成・人事企画などの点の業務は全て線で繋がっていて、それらが繋がって初めて「人事の役割」が担えると考えています。だからこそ、当社の人事部メンバーも与えられている裁量や業務範囲を超えて、たくさんチャレンジしていただき、点を線に繋いでもらいたいと思います。当社グループは事業成長も、組織が大きくなっていくスピードも非常に速いため、当社であれば人事であっても濃い経験を詰んで、各々が物凄いスピードで成長できるのではないかなと思いますね。

圧倒的スピードでグループ人事部も成長していきます!
では、今後の人事部としての取り組みがあれば教えていただけますか?

2つあります。
1つ目が、グループ人事部の攻守の体制を整えていくことです。当社グループは直近1年で事業が急成長し、それに比例して事業を支えるメンバーも急激に速いスピードで増えています。グループ人事部としては攻めの体制、例えば採用業務であったり、組織の細分化に伴う手続きを先回りして進めるなどの業務は申し分なく、今後も更なる成長を期待しています。一方で、課題としては守りの体制、人事組織を創っていくうえでの基盤整備が、事業の成長に追い付いていないことです。人事部としてのルール作りの部分ですね。更なる高みを目指すためにも、今後は攻守ともに伸ばしていき、事業の成長をしっかりとサポートしていきます。
2つ目が、当社で活躍するメンバー全員が同じ目的意識を持てる環境づくりをしていくことです。先ほどもお伝えした、組織開発・人材育成や人事制度の部分ですね。当社では事業創出の他に、M&A(企業の経営統合)も積極的に行っています。新しい会社やメンバーを迎えていくことで、現在のMVVに対する認識が薄まってしまう可能性もあります。それらを防ぎ、当社グループの事業も人も成長できるように、当社グループのMVVや事業の目的を人事制度という形で整えていく、あるいは育成から継承していきたいと考えています。
以上の2つの取り組みを行うことで、事業や人が増えても、今のカルチャーを大切に継承させつつ、当社のメンバー全員が挑戦し、成長し、活躍できるための土台を創っていけると考えています。私自身も当社のカルチャーに惹かれて入社しましたので、現在の当社らしいカルチャーと事業成長に伴う変化、どちらのバランスも保ちながら、事業成長に耐えうる土台をグループ人事部で整えていきたいです。そのためにも、一人ひとりのできることを増やしていくことが重要ですね。グループ人事部の皆さん、頑張りましょう!

頑張ります!
では、最後にこの記事を読んでいるであろう未来のチームメンバーに向けて一言お願いします!

はい。
私もですが、幸福の定義は人によって異なりますが(笑)、人は幸福を求めて生きていくものだと考えています。人は人生の大半を仕事をして過ごしますが、人の幸福を左右するうえで大きく意思決定するものが仕事です。だからこそ、報酬を得るためだけに、つまらない仕事をして過ごしたくないと考えています。
これは当社に入社をした方から良く聞く言葉でもありますが、急成長中の当社に入社すれば、今まで経験できなかったこと、組織の都合で挑戦できなかったことにも携われますし、今後も心が踊るような体験ができると思います。当社で好きな仕事や、興味のある業務・挑戦したい業務での経験を通して、それぞれができることの幅を広げていただくことで、結果、人生も彩られていくのではないでしょうか。
お金ではない何かを求めて仕事をしたいと考えられる方にとって、当社の環境は非常に魅力的だと思いますし、私もこの環境を魅力に感じています。
私と同じく楽しく仕事がしたい、組織や事業と一緒に成長したい方からのご応募をお待ちしています!

ありがとうございました!

ありがとうございました!

 

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