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「世界に向けて自身のクリエイティビティを発揮する」Brave groupにおけるクリエイティブデザイン部の役割とは?

当社グループにて、横断的にクリエイティブ制作を担うクリエイティブデザイン部 黒澤 隼斗(以下、黒澤さん)、Fikar Kareem(以下、カリムさん) へ話を聞いた。

まず、お二人が在籍しているクリエイティブデザイン部についてお話しいただけますか?

黒澤さん:前提としてこの部署はグローバルビジネス本部という本部下の組織となっています。
そのため、基本的には海外のイベント出展や海外展開に伴うクリエイティブ関連業務を担う部署である、という社内での位置付けです。

海外関連の事例ですと、Animoca Brands様との資本業務提携からロサンゼルスで行われた「Los Angeles Comic Con2022」など、海外イベントへ出展する機会も多くあり、クリエイティブ面で業務を担いました。他にも、各イベントでの壁面イラストレーション、台湾のアニメイトでの店頭のPOPのデザイン制作、TikTokなどの動画SNSに使われる動画編集など、幅広く業務に携わっています。

また、コーポレート周りや各事業部でリソースが不足してしまったクリエイティブ制作に関してヘルプをすることも多いです。

 

ありがとうございます!
では、部内におけるお二人の役割を教えてください。

黒澤さん:先ほどお伝えした各成果物のクオリティコントロールやデザインのテイストを管理しています。その中で、社内外の誰にタスクを振るのか、であったり、そもそも自身でも手を動かしています。

どれだけ自分で仕事を持つのか、どれだけカリムさんや他のメンバーに任せるのか、というところを振り分けるマネージャーの役割も担っています。その中で、彼らが出来ないところもありますので、そこは私が回収するという流れで進めています。

カリムさん:現在の私の役割は黒澤さんのサポートがメインです。
その中で、直近だとLive2Dのモデリング、動画編集、InstagramやTwitterに使用するGIFの制作など、多岐に渡っています。

先ほど黒澤さんからもあったとおり、グローバル施策関連のデザインも担当しています。

次は黒澤さん・カリムさんのご経歴と入社背景をそれぞれお伺いさせてください。

黒澤さん:タブレットやスマートフォンなどのデバイスを企業向けに制作しているメーカーに務めていました。例えばAIを搭載した通訳機であったり、タクシー向けの車載タブレットなどですね。その中で制作部という部署に在籍をしていました。

業務内容としてはリリースするプロダクトのテクニカルデザインを担当していました。具体的に言うと、説明書の制作やソフトウェアのデバッグ作業と合わせてパッケージデザインなどです。

デバイスを製造している工場は海外にあったので、担当者の方との英語でのコミュニケーションも発生していました。

一方で、個人的に関心があったということから、サブカルチャーやエンタメコンテンツ領域での表現の仕方にもアンテナを張っていたので、そういった分野のデザイン手法についても理解を深めていきました。

入社の背景は、先ほどお伝えした会社を辞めて一年間ぐらいフリーランスで仕事した時期がありまして、その時期にSuperYellowの武田さんから業務委託で仕事を受託していました。
例えば、「RIOT MUSIC」のカバーミュージックビデオに使用するサムネイルのデザインやYouTubeチャンネルトップのヘッダー画像のデザインですね。

そこから武田さんよりリファラルというかたちで声をかけていただき、SuperYellowのクリエイティブを担当するメンバーとして入社し、現在の部署へ異動したという流れです。

会社のカルチャーの大枠は業務委託の際に掴んでいたので、さらに組織のカルチャーや事業領域に求められる表現方法などをアジャストしていき、アウトプットの質を高めていきました。

※当時、黒澤さんが制作したバナー

カリムさんはいかがですか?

カリムさん:インドネシアの高校を卒業した後、日本の大学に入学しました。卒業後はそのまま日本で一年ほど公務員として働いていました。

その後は外資系企業でWebマーケティングに従事し、その中でSNS運用やECサイト関連の業務を行いました。

その後、Brave groupへ宣伝担当として入社しました。
そこから、興味があったということもあり、社内公募でデザイン部門へ異動し、現在に至ります。

元々音楽が好きだったということと、エンタメ系の企業でキャリアを積んでいきたいと思っていたタイミングでBrave groupから声をかけてもらった、という流れでした。

当時はVTuberも今ほど認知度が高くなく、自身も知らなかったので調べるところから始めたのですが、「RIOT MUSIC」のアーティストがとてもかっこよく、事業としても将来性があると感じたため入社しました。

クリエイティブデザイン部の魅力はどんなところですか?

黒澤さん:一般的なデザインハウスの場合、当たり前ですがクライアントワークになるので、お客さんの要求に応えなければならない、という縛りがあると思います。クリエイティブデザイン部の場合は社内からの依頼となるため、ある程度は自分のスタイルを取り入れたデザインができる、という点がメリットに感じています。

さらに事業領域に興味・関心がある方であれば、その分野に紐づいたデザイン業務ができるので、自身をモチベートしやすいと思います。

特にBrave groupではグループ全体として新規事業が活発に生まれていく環境ですので、そこに紐づいたデザイン関連の業務も多く発生していきます。
そういった環境で自身がデザインしたものを多く世に出していきたい!と思っている方にとっても魅力的に感じていただけると思います。

カリムさん:他の部署の方も含めてモチベーションが高い方が多いので、自身としても良い意味で影響を受けながら仕事を進めていける点が魅力的に感じています。

特に、黒澤さんが仰ったように他部署の方々と横断的に業務を進めていくことも多いので、自身も負けないように頑張ろうと思いながらデザインワークに向き合っています。

ありがとうございます!
では、お二人がクリエイティブデザイン部の中で成し遂げたいことを教えてください!

黒澤さん:今後、クリエイティブデザイン部が組織として大きくなっていく中で、デザインハウスのように外部からご依頼いただいたり、アウトソーシング化していく可能性があるんじゃないか、と個人的に感じています。

また、私のように長く在籍している人間が考え方を一方的に押し付けるような業務の進め方ではなく、私も吸収させてもらいながら各々のバックボーンやノウハウ、表現の差異を活かしてメンバー全員で良いものを作っていきたいと思います。

カリムさん:黒澤さんが仰っていたことと近いですが、チーム内でアイディアをしっかり吸い上げて、チームとしてアウトプットを多く行える関係性や体制を作っていきたいですね。

次に、個人として挑戦したいことを教えてください!

カリムさん:現在従事している業務内容からは逸れてしまいますが、VTuberの垣根を超えたアーティストを自身から発信できたら面白いな、と思っています。

個人的に音楽に関心が強いということもありますが、今のVTuberは活動の仕方やプロモーションの方法がある程度テンプレート化しているので、新しい打ち出し方を考えたいです!

黒澤さん:大きく出ましたね(笑)。
私も音楽が好きなので領域としては近いです。
VR Chat内に「GHOSTCLUB」というバーチャルのナイトクラブがあるのですが、自分でもそれに近いものを作ってみたいですね。

個人的な繋がりとして音楽関連の繋がりが多くあるので、そういったコネクションをバーチャル上やリアルで活かせる企画をやってみたいです!

部の成長もお二人の挑戦も楽しみですね!
では最後に、現在募集しているグラフィックデザイナーとLive2Dクリエイターについてお伺いできますか?

黒澤さん:二つのポジションに共通している点として、新規事業の立ち上げに伴ってメンバーを増員したいという募集背景となっています。先ほどお伝えした通り、元々Brave groupには新規事業を多く生み出していくカルチャーがあります。

そのカルチャーや事業展開のスピードにクリエイティブの側面からも応えられるよう、リソースを拡大したいと思っています。

まずグラフィックデザイナーの方へお任せしたいことは、Web・紙媒体を問わずグラフィック制作へ従事していただきたいです。また、ご経験に応じて動画編集や全体のディレクションなどもお願いしたいと考えています。

Live2Dをご担当いただく方は、基本的にLive2Dのモデル制作を主業務として担っていただきます。プラスアルファとして、キャラクターデザインの企画・立案、ディレクションも行っていっていただきたいと思います。

Live2D経験者だと、イラスト周りの知見やご経験はある程度備わっている方が多いと思いますので、企画立案、ディレクションの領域でもスキルを活かしていただきたいです。

ここからさらに組織が大きくなっていくと、全体のクリエイティブを統括するディレクターが必要になってきますので、両ポジション共にそういった職域も狙っていただけると思います。

本日はありがとうございました!

ありがとうございました。

 

 

 

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