株式会社Brave groupが2024年7月に立ち上げた海外向けグッズ販売事業「Brave stores」が、2024年12月に南京、成都、長春にてリアル店舗をオープンいたしました。
Brave storesとは
「Brave stores」は、日本のコンテンツ産業のグローバル化を促進すべく始動した海外向けのグッズ販売事業です。世界各地でリアル店舗ならびにグローバルEC事業を展開しています。
2024年7月の上海・百聯ZX創趣場でのポップアップ出店を皮切りに、同年8月には東京・羽田エアポートガーデンに常設店舗をオープンし、バンコク・Union mall、広州・CICF×AGFと、世界各地のリアル店舗や展示会を展開してまいりました。
2024年7月にはタイ国内向けのECサイトもオープンし、中国向けのECサイトもオープンの準備を進めています。
▼成都 天府広場へ期間限定ポップアップストアがオープン
2024年12月21日、成都の天府広場に「Brave stores」のポップアップストアが57日間の期間限定でオープンしました。
中国・成都は、歴史ある街でありながら若者文化への理解が深く、アニメやゲームに関心をもつ世代が多く訪れる人気エリアです。特に、Bilibili WorldやVTuber・コスプレイベントなどが頻繁に開催され、国内外から多くの来訪者を集めています。
今回出店した天府広場は、伝統と現代文化が融合する成都の中心街に位置し、空港からのアクセスも良好です。そのため、観光客にも人気のスポットとなっています。
オープンイベントでは、指定のコスプレでご来店いただいた方や、店舗の公式アカウントをフォローしてくださった方に向けたプレゼント企画など、中国ならではのユニークなイベントを実施しました。
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▼南京 水遊城での常設店舗がオープン
2024年12月23日、南京の水游城に「Brave stores」の常設店舗がオープンしました。
中国・南京は、歴史的な街並みとハイテク産業が共存する都市で、古代の建造物と現代的な高層ビルが調和しています。
今回出店した南京水游城は、ブランドショップ、レストラン、カフェなどが集まる大型ショッピングセンターです。レジャーや文化体験も楽しめる都市型施設として、観光客や地元住民に親しまれています。
「Brave stores」としては海外初の常設店舗となり、これまで以上に多くのお客様に継続的に日本のコンテンツ産業のグローバル化をお届けできる場となります。
オープン時には、現地のテレビやメディアにも取り上げられ、多くの方々に注目されました。
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▼長春 GIGI FOX GOODSでの取り扱い開始
2024年12月31日、長春の七彩天地に店を構えるGIGI FOX GOODS内に「Brave stores」がShop in Shop形式でオープンしました。
中国・長春は、中国自動車産業の中心地として発展し、歴史と産業が融合する東北地方の重要な拠点です。
Shop in Shopとは、店舗内に別ブランドが出店する形式で、GIGI FOX GOODSの一角に「Brave stores」を展開しています。今回の出店により、より多くの地元のお客様が、日本のグッズを気軽にお手に取っていただける機会になります。
GIGI FOX GOODSは、中国の若者向けに個性あふれるカスタマイズ商品を提供するブランドです。「可盐可甜，百变GIGI（甘くも塩辛くも、変幻自在のGIGI）」というコンセプトのもと、若者たちが自分らしさを表現し、個性を発揮できる商品を展開しています。中国各地へと展開を広げ、新たなトレンドを創り出しているブランドショップです。
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取扱商品について
[取り扱いグッズ・アニメ関連]
羅小黒戦記、五等分の花嫁、Fate/Grand Order、葬送のフリーレン、ダンジョン飯、ブルーロック、名探偵コナン、文豪ストレイドッグス、WIND BREAKER、初音ミク、ハイキュー!!、カードキャプターさくら
[取り扱いグッズ・VTuber/VSinger/バーチャルアーティスト関連]
MUGEN LIVE、Blitz Wing（道明寺、松永、朝倉、皇）、超銀河レコード（凪原、神崎、初瀬川）、汽元象レコード（長瀬）、HIMEHINA
※店舗によって取り扱い商品が異なる場合がございます
事業展開の背景
近年、日本のコンテンツ産業はアジアを中心に世界的な人気が高まる一方で、2019年の模倣品および海賊版製品の国際貿易額が4,640億ドル（世界貿易総額の2.5％に相当）に達し、模倣品や海賊版の流通が深刻な問題となっています。
令和4年度知的財産活動調査によれば、日本国内でも13.9％の企業が模倣被害を報告していますが、対策を講じている企業は約30％にとどまっています。その理由として、「被害状況の把握が困難」「費用対効果が低い」「資金やリソースが不足している」「具体的な対策方法が不明確」などが挙げられます。
こうした背景の中、自社IPに加え、日本を代表するアニメや漫画のIPを含む公式グッズ・ライセンス商品を正規の流通経路を通じて各国のお客様に直接提供する「Brave stores」の取り組みは、模倣品や海賊版の流通抑制および日本コンテンツの信頼性向上に寄与します。
また、リアル店舗では粗悪品や破損品を事前に排除しているため、お客様は商品を直接手に取り、その品質を確かめた上で安心して正規品を購入できます。さらに、越境ECとは異なり、商品をその場で手に入れることができる利便性も提供しています。
※参照：令和5年度 特許庁産業財産権制度問題調査研究 AIを利用した模倣品対策に関する調査研究について
＜関連リンク＞
日本のコンテンツを世界へ！海外向けグッズ販売事業「Brave stores」の展開について
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