「Culture deck」について
「Brave Culture – 時代をつくる、事業家集団へ -」は、Brave groupが大切にしている文化や振る舞いをまとめた「Culture deck」として、2025年5月に公開しました。
Brave groupの掲げるPurpose「世界に、日本の冒険心を」、Mission「80億の、心をうちぬけ」、Vision「時代をつくる、事業家集団へ」の実現に向けて、6つのValuesをブレイクダウンして策定されたものです。
https://recruit.bravegroup.co.jp/culture
本記事では、策定までの挑戦と想いをグループ人事本部に語っていただきました。
3年で従業員数が約8倍に。共通言語となる「Culture deck」は不可欠になった

── 「Culture deck」を策定しようとしたきっかけや背景を教えていただけますか?
当グループは一般的な企業に比べて、短期間で組織が大きく変動しました。最初にこの「Culture deck」を策定しようと案が上がっていたのは、2022年頃だったと伺っています。
グループ人事本部としては、大きくなる組織が一体となってPurposeやMissionを達成するために、共通言語となる「Culture deck」の策定が不可欠だと考えていました。
また、経営陣からもその想いを感じていましたが、組織変化への対応を優先する中で、公開までには一定の時間を要しました。
その背景には、Brave groupがこの3年間で従業員数を8倍近くに増やし、11件の経営統合や海外6拠点の開設、国内オフィスの拡張などを経て、大きく変化してきたことがあります。
そうした大きな変化とともに、Brave groupは多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まる組織になりました。
採用サイト内の「データで見るBrave group」でも紹介している通り、出身や育った国が様々なだけでなく、当グループで運営する事業の方向性も多岐にわたるため、多様な才能を持ったメンバーが集まっています。



出典:データで見るBrave group(https://recruit.bravegroup.co.jp/employee)より
そんな多様な環境だからこそ、新たに入社されてきた方々や、経営統合で参加いただいた企業が持っているカルチャーも尊重したいと考えたのです。従業員や企業といった多数のステークホルダーそれぞれの想いを尊重しながら、同じ方向を向くために「Brave groupらしさ」を表現し、共通言語として持つ必要があったというわけです。
そうして、経営陣とグループ人事本部のメンバーで本プロジェクトは動き始めました。
Valuesを言語化する過程で見えた、解釈の違いと気づき

── 特に、6つのValuesを具体的な行動に落とし込む「16 Good Actions」の策定は大変だったのではないでしょうか。
そうですね。
「Brave Culture – 時代をつくる、事業家集団へ -」は、当グループの経営理念であるPurpose、Mission、Vision、そして行動規範であるValues(PMVV)を基軸として策定しましたが、今回策定した「16 Good Actions」については、6つのValuesをもとに経営理念とあわせて理解を深めるディスカッションを重ねていくうちに、多くの気付きを得ました。Valuesは受け取り手によって、解釈が異なっていたのです。
── 具体的には、どのような解釈の違いがあったのでしょうか?
「枠を超える」では、最初は「がむしゃらに頑張る」「成果を出す」というような、成果重視の解釈をしていましたが、「今の枠組み自体を問い直す」視点へと改め、「昨日までの自分を超える」「常識を疑う」「新たな一手を打つ」と定義しました。
「創造性と経済性」では、当初は創造性に寄せた内容を提案していましたが、「余計な費用は使わない」「適切に資源を配分する」「感動で経済を創造する」といった「経済性」に寄せた表現やメッセージであることが伝わるよう改めました。
このような解釈の微妙な違いについては、経営陣同士の対話の中でも見つかることがありました。
こうして改めてPMVVに向き合い、経営陣とディスカッションする場を持てたことで、伝えたいメッセージを経営陣同士で深掘りできる機会になったことも、大きな収穫だったと考えています。
「16 Good Actions」を通じて伝えたいこと

── この「Culture deck」が、どのように使われてほしいと考えていますか?
「Culture deck」は、Brave groupらしさをうまく言語化できたと思っています。
この「16 Good Actions」は、ぜひ従業員同士でのコミュニケーションに取り入れてほしいと考えています。
例えば上司と部下のコミュニケーション、同僚とのコミュニケーションなど、「それGood Actionだね」とか、「このGood Actionが足りていなかったから来期の目標にして頑張ろう」とか。
また、意思決定や判断の中で「これって本当にBrave groupらしい決断なんだっけ?」など悩んだ場面においても、一つの判断軸として使っていただけると幸いです。「Culture deck」が様々な場面で活用されることを願っています。
「Culture deck」の公開とあわせて社内のコミュニケーションツールであるSlackのスタンプも作成しました。みなさんに気軽に使っていただいています。気軽にお互いを称賛しあえるので、ポジティブな循環の創出ができていると思います。

「16 Good Actions」は業務を前進させるためのヒント

── 好きなValuesとGood Actionはなんでしょうか?
そうですね。「リスペクトベース」のうちのひとつ「本気で向き合う」が気に入っています。
リスペクトと気遣いって、紙一重だと思っているんです。相手を尊重するあまり、向き合うことへのストッパーになることは、誰しもありますよね。相手の考えだから言わないでおいたほうがいいのかな、これを伝えたら傷つけちゃうかな、みたいなことです。
── 思いやりがあるからこそ、踏み込みづらい場面もありますよね。
その結果として状況が停滞してしまうこともまた、よくあることだと思うんですよね。このGood Actionは、たとえ議論が白熱したとしても、お互いに正面から向き合い、本音で考えや意見を交わす姿勢を表していると捉えています。
「16 Good Actions」には業務を前進させるために必要な行動のヒントが詰まっていると考えています。業務が停滞したり、どう進めるべきか迷ったときにこそ、「Culture deck」に目を通してほしいです。
削ぎ落としたからこそ、国境を越えて届いた「言葉」

── 当グループには外国籍のメンバーも多く、海外で働くメンバーにも届けるのはとても悩んだのではないでしょうか?
そうですね。海外に限った話でもありませんが、最初にお伝えしていたように、当グループは様々なバックグラウンドを持った方々が集まっています。
先に述べたように、拠点の距離、言語表現、文化など、コミュニケーションに対する課題は山積みでした。
だからこそ、国や言語の壁を越え、すべての人に伝わることを意識しました。
私自身も、日々の業務において「圧倒的スピード」を強く意識していて、特に「無駄を無くす」が好きなんですが、この「16 Good Actions」の策定においても、その価値観をもとに無駄な言葉を削ぎ落とし、短くて記憶に残る語句へとブラッシュアップを続けました。
結果としては海外拠点のメンバーにも届く、凝縮されたメッセージになったと思います。シンプルな言葉には、本質的な意味が残るのだなと改めて思いました。
── 外国籍メンバーからも好評だったそうですね。
はい、翻訳に携わっていただいた外国籍のメンバーからも「一つ一つのGood Actionsに込められた、経営陣の想いを汲み取りながら翻訳するのが楽しかった!」という声もいただいたのですが、Brave groupが大切にしている文化や価値観が、外国籍のメンバーや海外拠点で働く従業員にもしっかりと伝わる言葉に言語化できたことは、とても嬉しかったです。
2025年10月より開始した今期Brave groupのテーマは「団結」です。
「Culture deck」が、この2025年5月に公開できたことは、グループ全体が一致団結するためには意義があったのではないかと考えています。
「Culture deck」を日々の行動と事業成長につなげるために
── 「Culture deck」の「16 Good Actions」は、人事評価でも使われていますよね。
そうなんです。
「Culture deck」は、策定すること自体が目的になってしまうケースもあると思います。ですが、私たちは「Brave groupらしさ」を言葉で掲げるだけでなく、日々の行動や意思決定の中で実践されるものにしていきたいと考えています。
組織が常に同じ方向を向くようにしたいし、そうした熱意をちゃんと大事にしたい。
そのため、入社数か月後にはBrave groupらしさを個々人が理解し、言語化する「Brave Culture研修」の実施や、年2回の人事評価のタイミングで「Culture deck」に沿った行動ができているのか、人事評価に組み込むことで、実務として体現できているかを振り返っていただくよう、仕組み化しています。
「Culture deck」は、組織の現在地を映すツールでもあると思っています。成績や数字だけでは表せない、会社への文化的な貢献や、日々の行動に表れるBrave groupらしさを、多角的に見ていきたいと考えています。
一方で、カルチャー醸成が自己目的化しないよう注意もしています。カルチャー醸成・浸透は、あくまで企業成長を促すためのひとつの手段とも考えています。
Brave groupらしい価値観や行動が一人ひとりに根づくことで、組織が同じ方向を向き、より大きな挑戦に向かっていける状態をつくりたいと考えています。
Brave groupのカルチャーを、未来の仲間にも届ける
── 「Culture deck」を社外にも公開した理由について教えてください。
そうですね。大きな理由は、Brave groupの価値観に共感し、ともに会社を育ててくださる新たな仲間と出会いたいという想いがあるからです。
私たちグループ人事本部は、社内外に対してBrave groupの歴史や文化、価値観を透明性を持って伝えていくことを大切にしてきました。PMVVやCEO野口さんの著書『Team Brave「勇気の経営」』、そして様々なメディアで公開している記事を通じても、Brave groupのカルチャーを発信しています。
こうした発信を通じて、Brave groupらしいカルチャーに共感する仲間と出会い、同じゴールに向かって進んでいきたいと考えています。
今後Brave groupへの入社を検討してくださる方にとっても、当グループが大切にしている文化や振る舞いを知ることで、入社後のイメージをより具体的に描いていただけるのではないかと思います。「Culture deck」をはじめとする弊社の様々な取り組みが、新たな仲間との架け橋となれば嬉しいです。
さらに将来的には、Brave groupを離れて新たな場で挑戦する方にも、「Brave group出身らしさ」が自然とにじむようにカルチャーが継承されていくことも、理想の未来のひとつかもしれませんね。
【わたしたちについて】
Brave groupの大切にする「PMVV」「Culture deck」をより深く知るために、ぜひご覧ください。
https://bravegroup.co.jp/aboutus/
【採用情報】
Brave groupの従業員数は2026年1月6日時点で424名、グループ会社数は18社と、事業・サービスの多角化とともに組織も拡大しています!
さらなる事業の拡大に向け、引き続き積極的な採用活動を行っております。
募集中の職種は、下記の求人一覧ページからご確認ください。
https://recruit.bravegroup.co.jp/recruit-information