ぶれすと

「目標を追いかけ続ければ、挑戦するチャンスに必ずめぐり合える」日本と北米英語圏を繋ぐ、VTuberの魅力を届ける本島の挑戦とは。

こんにちは、「ぶれすと」編集部です。
今回は当社グループで展開しているIP事業のうち、英語圏における事業をけん引する若手スタッフのストーリーをお届けします!

株式会社Brave group USビジネス本部

本島 凜太郎

入社8か月目。
大学を卒業後、EC事業会社での営業、動画配信事業会社でのコンテンツ企画・運営、インフルエンサーマネジメント経験を経て当社にジョイン。
現在はUSビジネス本部で、主に「V4Mirai」に関するプロジェクトマネジメントおよびコンテンツ制作における進行管理を担当。

USビジネス本部とBrave group US Incについて

まずはBrave groupのUSビジネス本部Brave group US Inc.(以下、Brave group US)について、簡単にご紹介いたします。
Brave groupは2024年5月8日現在、16社のグループ会社で29事業を展開しています。
今回ご紹介するBrave group USは2023年6月はアメリカ・サンフランシスコに拠点を設立し、英語圏に特化したVTuberプロジェクト「V4Mirai」や、ファンとVTuberの交流体験サービス「Oshi Live」などの事業を展開しています。
Brave group USにはCEOであるNorikazu Hayashi(以下、林)をはじめ、現地でタレントのマネジメントやVTuberの配信技術を開発するスタッフが在籍し、事業を推進しています。
そして、IP事業においては日本の拠点であるBrave groupからもUSビジネス本部として事業企画および推進を日本のタイムゾーンでサポートしています。

そこで、未経験からコンテンツプロデューサーを目指し、日本からUSビジネスの推進をサポートしている本島に、「コンテンツを創る楽しさ」や当社グループの「挑戦を後押しするカルチャー」についてお話を聞きました!

チームと一緒に、自身も成長できる環境があると感じた

ぶれすと編集部:
本日はお時間をいただきありがとうございます。
早速ですが自己紹介と、当社グループに入社したきっかけを教えてください!

本島:
よろしくお願いします。
大学在学中、友人のYouTube動画制作に携わったことがきっかけで動画をはじめとしたコンテンツ制作業界に興味を持ち、動画コンテンツの配信取次事業を行っている会社に入社をしました。そこでは、メーカーが制作した動画コンテンツを各ストアへ納品したり、配信コンテンツの管理業務を行っていました。
その他、欧米圏に向けた配信コンテンツの企画や運用、海外プラットフォームとの業務調整を担当していました。
入社2年目以降はインフルエンサー事業にも携わり、海外プラットフォームを中心にSNSやファンクラブの企画や運営、ライブ配信のサポート等のインフルエンサーマネジメント全般を経験しました。

ぶれすと編集部:
海外の方との業務調整を行っていたんですね。語学力には元々自信があったのですか?

本島:
実は全くなく、大学の座学で学んだ程度で、海外への長期留学経験もありませんでした。
そのため、前職では英語を学びながら様々な配信コンテンツの取次業務をこなし、そして海外との関わりを持ちながら、2年半ほど充実した経験を積むことができたと思います。

ぶれすと編集部:
そうだったのですね!
そして前職で充実されていた中、なぜ転職を考え始められたのでしょうか?

本島:
前職で2年を過ごし3年目に入った頃、漠然と次のキャリアを考え始めたことがきっかけです。
前職では様々な配信コンテンツに取次として関わることができた一方で、取り扱う事業上、コンテンツを創る部分に関われないことに、心のどこかでもどかしさを感じていたのかもしれません。そして、学生時代にYouTubeの動画制作を行った時の楽しさや、動画を公開した時、視聴された時の喜びや達成感を改めて感じたいことから、コンテンツを自ら創り、届けることを一気通貫で経験すべく、転職活動を始めました。

ぶれすと編集部:
コンテンツを創る楽しさをもう一度と思い、転職活動を始められたんですね。
そのような中、どのような経緯で当社グループを知ったのでしょうか?

本島:
まずコンテンツを創り、届けることを一気通貫で行っている業界や業種は何かを調べました。あまり多くなかったのですが(笑)。
そこで、学生時代にYouTubeの動画制作を行っていたことを思い出し、YouTubeやその周辺業界であれば自身の目指すコンテンツ創りができる環境があるのではと考えました。そしてYouTubeという文脈でいくつか業界や業種を調査していたところ、VTuber業界にたどり着いたんです。
業界を調べていくうちに、前々から知っているVTuberグループを運営されているBrave groupの求人が目に入りました。もちろん、当社以外にもVTuber事業を運営されている企業の採用ページも拝見しましたが、その当時は業界経験者のみ採用をしている企業が多かった印象を持ちました。
しかし、当社は業界は未経験であっても近しい職種の経験はもちろん、コンテンツ創りに挑戦したい熱意や、日本のIPを世界に発信していく気持ちを何よりも重視していることから、まずは挑戦してみようと思い応募をしました。

ぶれすと編集部:
本島さんにとって、当社への応募が挑戦への第一歩だったんですね。
ご応募いただいた後の選考は、どのような形で進みましたか?

本島:
Brave group USビジネス本部のリードプロデューサーの藤崎さんや、Brave group US Inc. CEOの林さん、US拠点で働いているメンバーと面談をしました。
他の方もインタビューで仰っていましたが、面接は機械的に、かつ数回で進行する会社が多い中、コンテンツ創りに関わっている方と何度もお話しする機会を頂けたことがとても新鮮で、学びが多い時間を過ごすことができました。
面接を通じて事業と業務、そして求められているマインドに対する解像度が格段に上がりましたね。

ぶれすと編集部:
面接官から一方的に経験やスキル、今後のキャリアを聞くだけで終わってしまう面接もありますからね。

本島:
はい。こちらの経験やスキルを深掘りするだけでなく、現在私も関わっているIP事業「V4Mirai」をはじめとしたプロジェクトや、チームについてお話しいただいたことが印象的でしたね。
現在のプロジェクトにおける状況や今後のロードマップの他、現在抱えている課題を乗り越えるためにチームに迎えたい、求める人物像など、非常に丁寧に説明していただきました。
丁寧に説明いただけたことで、現在まで業務や環境に対する大きなギャップを感じることなく、自身が所属するチームで過ごすことができたのだと思います。
また、私からコンテンツ創りに対する熱意はもちろん、私自身ができること、まだできないことや、今後できるようにしたい事を素直にお伝えしました。業界未経験だからこそ自身のスキルを改めて自認し、そのうえで自分ができることをやりきってきた姿勢を、私自身のバリューとして評価していただけたのだと感じます。

ぶれすと編集部:
お互いになるべく飾らない情報をお伝えすることで、入社後のギャップを軽減できているんですね。
では、ずばり本島さんにお伺いします!入社の決め手は何ですか?

本島:
決め手は2つあります。

1つ目は「コンテンツを創り、届けるところまで一気通貫で経験できる環境があった」ことです。
2つ目は「USビジネス本部の皆さんと一緒に、組織とプロダクトを創り、プロダクトと一緒に自身も成長できる環境がある」と確信したことです。

1つ目は、私が転職を考えたきっかけである、コンセプトの企画や設計など上流にも関われる環境がUSビジネス本部にあったことです。
私が入社する際は、ちょうどV4Mirai 2期生のデビュー直前で、林さん含め皆さんが非常にお忙しい中面接のお時間を設定してくださっていたのですが、コンテンツを創り上げるまでの楽しさや苦労、そして熱量を面接の中で伺いました。未経験ではありますが私もコンテンツ創りの上流に関わるチャンスがあるのではと感じたことが、1つ目の決め手です。

2つ目は、林さんやリードプロデューサーの藤崎さんと、将来どのようなプロダクトを目指したい、そのためにどのようなチームを創りたいといったお話しを面接で伺っていた中で、まだまだ成長途中のチームであると感じました。とても上から目線なので恐縮ですが(笑)。
業界未経験ではありますが、チームと一緒に、自身も成長できる環境があると感じたことが、2つ目の決め手です。

異なる国で仕事をしているからこそ感じる、相手へのリスペクト

ぶれすと編集部:
2つの決め手で当社への入社を決められたんですね。
さて、本島さんは当社に入社いただいてから半年程が経過しましたが、当社で過ごしてみた感想を伺っても良いでしょうか?

本島:
もう半年なんですね!とても早く感じます(笑)。
業務や環境に対するギャップは全く無かったです!入社後はスムーズに業務ができるよう、チーム全体でオンボーディングをして下さいました。入社当初から現在も、チームの期待にコミットできるか、コミットするために自身の強みが発揮できてるかを日々振り返っています。
業界未経験であるため、林さんをはじめとした皆さんにコンテンツ創りや創るために必要となるものを教えていただくことが非常に多い一方で、前職で経験してきたことや自身の強みを活かしてサポートできるのではと感じた業務に対しては積極的に関わっています。
あと、しいて言えばですが、業務によってはUS拠点のタイムゾーンに合わせて働くこともあり、慣れるまで時間がかかったことを覚えています(笑)。

ぶれすと編集部:
確かに異なるタイムゾーンにいるメンバーと一緒に仕事をするため、コミュニケーションの一つをとっても大変そうです。

本島:
実はコミュニケーションは全く大変ではなく、むしろ異なるタイムゾーンで仕事をしているからこそ、お互いに配慮を持ったコミュニケーションがチーム全体でできているのだと感じています。
私は特にUS拠点で業務をしているメンバーと、主にテキストでコミュニケーションを取りながら業務を進める事が多いです。コミュニケーションする際はテキストで相手に伝わるかどうかや、決めるべき事柄がある場合はテキストで決定できる部分まで決定しきることを意識しています。
また、週に1度、日本およびUS拠点のメンバー全員でミーティングを行っており、そこでしっかりと顔をあわせて認識のすり合わせやコミュニケーションを行う機会があることも嬉しいですね。

ぶれすと編集部:
非常に素敵なチームですね。

本島:
はい。
メンバー一人ひとりのコミュニケーションの質がとても高く、何より相手へのリスペクトを感じます。もちろん私のチームだけでなく、当社グループでIP事業を運営する他のチームにも感じられる魅力だと思っています。
私の所属するチームは、時間や言語の壁はあるのですが、それらを飛び越えて、日本とUS拠点が互いにリスペクトをしながら世に出すコンテンツ創りを行えている点が私の所属するチームの魅力です!

実際にデビューに携わって感じた「コンテンツを創る楽しさと難しさ」

ぶれすと編集部:
互いにリスペクトをしあっているからこそ、スムーズにプロジェクトが進行できているんですね!
プロジェクトということで、現在本島さんが携わっているプロジェクトや担当業務についてお話しいただけますか?

本島:
現在はBrave group USで運営している英語圏に特化したVTuberプロジェクト「V4Mirai」のコンテンツに関するプロダクトマネージャーや、コンテンツ制作における制作進行を担当しています。例えば「歌ってみた動画」を制作するためのイラスト発注やクオリティチェックのような細かな業務から、VTuberのデビューに関わるような大きな業務にも携わっています。

ぶれすと編集部:
デビューといえば、2024年4月7日にデビューされた「V4Mirai」の3期生「Lunalia」のデビュー立ち上げにも関わっていましたね。改めてデビューおめでとうございます!

本島:
ありがとうございます!
「Lunalia」は私が初めてコンテンツ創りからデビューまで関わったユニットです。
タレント一人ひとりにとって、人生においても重大なVTuberとしてデビューするイベントだったと思いますが、様々な困難を乗り越えて無事にデビューが迎えられて良かったです!

ぶれすと編集部:
私も初配信を見ていました!非常に盛り上がっていましたね。
デビューまでの困難があれば教えていただけますか?

本島:
実は私が入社する以前からプロジェクト自体は進行していましたが、特にタレントのデザインを決める事が非常に大変でした。
キャラクターのデザインを決める業務自体初めての経験でしたので、チーフプロデューサーをはじめ、多くの皆さんに助けていただきながら進めました。

ぶれすと編集部:
デザインはキャラクターを構成するうえで最も重要な要素の1つですよね。
どのように困難を乗り越えていかれたのでしょうか?

本島:
そもそもタレントとしてどのような設定にするか、どのようなデザインが好みか等、タレントと密にコミュニケーションを取りながらデザインを決めていきました。
例えば、それぞれのタレントが好きなアニメ、マンガ、ゲームキャラクターのデザインにおける共通点を抽出し、一つひとつ丁寧にデザインに落とし込んでいきました。
タレントの希望を叶えつつ、市場に受け入れられるデザインかどうか、すでに存在しているキャラクターに似すぎていないか等を、タレント、そしてチーフプロデューサーと意見を出し合いながら決定していきました。
また、デザイン発注のスケジュール管理なども初めての経験でしたので、自身が「これくらいで完成するだろう」と考えていたスケジュールが、実はかなりタイトなスケジュールだったこともありましたね。ご依頼をさせていただいたデザイナーさんとも、密にコミュニケーションを取りながら進めたことをよく覚えています(笑)。

ぶれすと編集部:
皆さん個性的でとても可愛らしい姿をされていますが、その姿にたどり着くまで様々な苦労をされていたのですね!
また、「Lunalia」の皆さんはオリジナルソングである『Neon City 143』もデビュー時にリリースされました。こちらのミュージックビデオ(以下、MV)も素敵ですね!

本島:
詳細はお伝えできないのですが、様々なプロセスを踏みながら楽曲を創りました!
リードプロデューサーの藤崎さんがアートや楽曲にも精通している方ですので、一緒にお仕事をさせていただき、MVを創る時のプロセスやコミュニケーション等、とても勉強になりました。
MVを初めて見た時はこみ上げるものもありました。世界で一番最初に私たちのチームがMVを見ることができ、これからこのMVを皆さんに届けられることで感動もひとしおでした。コンテンツ創りが心から「楽しい」と思えた瞬間ですね!

目標を追いかけ続けることで、必ずチャンスは訪れる

ぶれすと編集部:
ありがとうございます!
では、本島さんが今後挑戦したいことを聞かせてください!

本島:
私は入社当時からコンテンツを創り出すリードプロデューサーになることを目標にしています。
その目標にたどり着くために、まずは中間目標として中規模プロジェクトを担当する役割を目指したいと考えています。
そのためにも、3期生である「Lunalia」をデビューさせるまでに得た経験と反省を活かして、次のプロジェクトに挑みたいと思います。そして、VTuberグループ全体のコンセプト設計やコンテンツの企画まで携われるポジションを目指します!

ぶれすと編集部:
いつか本島さんがコンセプトから考えたユニットがデビューすることを期待しています!

本島:
そして個人的にいつか挑戦したいことなのですが、海外の音楽フェスに「V4Mirai」のメンバーを出演させたいと考えています。

ぶれすと編集部:
なるほど!日本で開催されている音楽フェスと比較すると、海外における音楽フェスの規模はかなり大きいですよね!

本島:
そのとおりです。日本の何倍もの規模の音楽フェスになります。
VTuberのオリジナルソングや歌ってみた動画のコンテンツの多さが示すように、私自身VTuberと音楽の親和性はとても高いと感じていますし、VTuberのコアなファンだけでなく、音楽ファンに向けたコンテンツ発信にも可能性を感じています。
先日開催されたAnimé Los Angeles 19内で行われた「VShojo」さんとの共同ライブでは、主に北米のVTuberファンの方々に対してV4Miraiの魅力を発信することができましたが、まだまだ北米のVTuber市場は小さいですし、VTuberに対する認知度は低いです。また、私が所属しているUSビジネス本部やBrave group USに所属しているメンバーは「北米におけるVTuberファンの間口を広げること」を目標の一つに掲げて事業を展開しています。
そのためにも、既存のVTuberの文化を大切にしつつ、北米の方々に対してどのようなコンテンツであればVTuberが認知されるか、受け入れられるかを地道に研究しながら、新しいコンテンツをチームで創りあげていきたいと考えています。

ぶれすと編集部:
共同ライブの動画を拝見しましたが、非常にクオリティが高くて驚きました!
海外での3Dライブ開催における技術開発なども進められていらっしゃるんですね。

本島:
非常にメタな話になってしまいますが、海外では日本以上に3Dのモデルを使用してライブ配信を行うことができる環境が少ないんです。
そういった環境や技術の開発も他社と協力しながら進め、いつか北米で3Dのモデルを使ったVTuberのライブや1on1イベントなどが開催できたら嬉しいですね。

ぶれすと編集部:
ライブ配信の環境を整えることで、北米におけるVTuberの認知も一気に広がりそうですね!
では、最後に当社グループの採用選考に進んでいる方や、自身でコンテンツを創りたいと考えている方にそれぞれメッセージをお願いします。

本島:
私自身はVTuber業界での就業経験は無かったのですが、コンテンツを創り届けるまで一気通貫で経験したい想いを捨てきれず当社の選考を受けました。
そして、プロデューサーになる目標を追いかけるために様々な業務経験や自己学習を経て、入社当初の目標であったコンテンツ創りに携わるチャンスが訪れ、自身が制作に携わったコンテンツを皆さんに届けることができました。
私と同じく、世界に向けて自身のコンテンツを創り続けていきたい方は、是非当社の選考を受けてみてください。そして面接では自身の強みやスキルや、目標や挑戦したいことを包み隠さず伝えることをオススメします。きっとあなたの強みを活かせる環境が、当社グループにはあると思いますよ!

ぶれすと編集部:
ありがとうございました!
この記事を通して、目標に向かって挑戦をし続ける若いメンバーと、当社グループでの挑戦を後押しするカルチャーを感じていただけたら幸いです。

本島:
ありがとうございました。

 

採用情報はこちら(2024.05.08時点)

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